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民間療育~どこで?いつから?何をするところ?

こんにちは、manoです。

旦那と子ども2人、長男が中学2年生、長女が小学4年生の4人家族です。旦那、子供2人とも発達障害です。

主に子育て日常生活を投稿していこうと思っています。

息子が市役所の療育相談に毎月通って1年が過ぎた頃に、診断はここでは出来ないのでと、病院へ行って診断を受けることを進められました。と同時に、放課後デイサービスを利用すること、市役所では限界があるのでと民間の療育機関へ行くことも進められました。一度にいっぺんに、又自分にとって全てが初めての事だったので、色々と迷うことはありましたが、とりあえず、まずは病院の受診、そして民間の療育機関へいくこと。その後、放課後デイに行くことに決めました。ここでは民間の療育機関について書こうと思います。

目次

民間の療育機関とは?市の療育相談との違いは?

あくまでも私の子ども達が市役所の療育相談と民間の療育に通っての感覚にはなりますが、民間の療育(ここでは放課後デイサービスとは違うもの)は、名前の通り民間で行っている療育ですが、市役所との違いはと言うと、まず市役所は無料でしたが、民間の療育は有料であること、市役所では子どもの療育をするというより、親の話しを聞いてアドバイスをくれる。という感じでしたが、民間の療育はもっと手厚く、子供の状態など療育相談をし、検査を行った上でその子にあった療育をしていくという流れになります。困った場面でどう対処していけばいいのか、手作りの小道具も使って行ったりしてあるので、1人の子に時間を掛けて療育していってる感じです。集団でのセッションも行っているようですが、私の息子や娘は個別で行っています。親はその間待っている感じで、感覚的には塾に通っている感じです。(勉強を教えてもらってる訳ではないですが、人生の勉強という感じかな?いかに快適に生きていくかの方法を教えてくれるような、、)

きっかけは?

息子のことで市役所の療育相談へ通っていた時に、担当してくれていた方が息子の普段の様子を月に1回1時間毎回聞いていて中々改善されないこと、お友達とのトラブルも多く困っていた私に、民間の療育へ見学へ行ってみてはいかがですか?と提案されました。初めはよく分からず、話しを聞いてもらえてアドバイス貰ってそれを自分ですればいいのじゃないかと思っていましたが、常に息子の生活に私が付き添っている訳ではなく、学校での生活もあり、そこでのトラブルも多かった事も気にはなっていました。ただ、本当のきっかけはと言うと、療育相談で、民間の療育行かれないですか?と聞かれ、うーん…と毎回決めきれない私に市役所の方が言った、この先どう考えてます?息子さん大きくなっていって、不登校になるかもしれない。それに、犯罪を犯しちゃうかもしれない。高校卒業して大人になって就職出来ないかもしれない。引きこもりになるかもしれない。それを考えたら、安いものじゃないですか、その時に困るのは息子さん、お母さん両方ですよって言われて、あーそれはダメだと思って、民間の療育に電話を掛ける事に決めました。

何歳から何歳まで通える?

これは場所にもよると思いますが、0歳から受けれる所もあれば、私の子供達が通ってる所は2歳から小学3年生までで、それ以外の年齢の子については応相談となっています。実際息子も中学生になった今も通っています。ただ始める年齢が小学3年生まででないと、思春期もあり、話さなくなる。特に男の子が相手だと力が強くなるので何かあった時に職員が女性しか居ないので難しいと話されてありました。特に性教育もあるので、男の子に対しては男の人にして貰った方が良いからとも言われてありました。

何をする?何ができる?

基本的に、子供達の通ってる民間の療育にいる職員の方は社会福祉士、臨床心理士、保育士さんがいて、放課後デイサービスとは違って通所受給者証は要らないです。発達障害の診断が出てる出てない関係なく、気になるところがあれば利用できるとなっていました。出来るところ、出来ないところ、生活のし辛さなどを見た上で、その子にあった環境設定や課題を提供します。そこで出来ることを増やし、生活しやすいようにしていくことが目標になります。その為に個別での学習の他、発達検査をしたり、学校や園への巡回相談、支援会議も行っています。また、ペアレントトレーニングも行っています。初めは相談や体験をした後、契約になってから発達検査や個別アセスメントを数回行い、月に決めた回数セッションを行い、どういう課題があるか、どう対策して良いかを教えて貰い家や学校で実行するという流れになっています。

金額は?

金額って私も他の所の相場はどの位かな?と調べましたが、あまり載ってないですね。特に1回の金額は載っていたりしますが、それだけでなく色々と掛かります。場所にもよると思いますが、私が子どもを通わせてる所は、入会金¥13750、年会費として¥22000、初回のアセスメントが¥77000(発達検査込み)、発達検査¥55000、セッション1回1時間で¥12100、個別相談で1回1時間¥6600、ペアレントトレーニング¥12100、巡回相談¥36300、支援ミーティング¥24200と高額になります。巡回相談だと、交通量もプラスされたり、書類を書いて貰う場合は別途お金が必要な場合もあります。子ども2人通わせてる私にはかなりの出費になりますが、子供のためと思って通わせています。この金額も国からの援助が無いからです。もっと支援して貰えて安くなればもっともっと沢山の人が通わせ易くなるのではと思います。

メリット

やはり、通うことで色んな手立てが出来ます。その都度子どもが困ってる事をどう対処したらいいか教えて貰えるし、もちろん本人と親も含めてどう生活していけば良いか、育てていけば良いかの方法が分かります。又、横のつながりもあり、専門家なだけあって色々と詳しいです。実際市役所では特別児童扶養手当や病院、手帳ののことなんて触れられる事もなかったのですが、民間の療育に通ってから、色々と教えて貰えました。又、病院だとどこが良い、訪問看護もありますよ(利用はしてないですが。)とか、色々と紹介はして貰えました。実際、子どもの成長や自分の理解も通ってなかったら全然違うだろうなと感じる事は多いです。

デメリット

これはもう、金額が高いです。それ以外で言うと、どんな事があったか、最近の様子などを連絡するのですが、それが面倒かなというところです。後は、私は家から車で15分程のところにあったのでまだ良いですが、こういったタイプの民間の療育は数が少ないので、家からの場所が遠いとデメリットになり得るかなと思います。

まとめ

民間の療育ってどんなところだろう?子どもに合うのかな?そこまでする必要ある?と悩んでるのであれば、一度見学に行かれるといいと思います。行かないと内容も金額も分かりません。私は金額が高いのはきつかったですが、通わせて良かったと思います。感覚的に子育てしてくれてる人が増えて嬉しいなと、子ども達を理解してくれてる人がいる。何かあればすぐ相談出来る専門の人がいるということは非常に心強いですし、実際何度も一緒に解決して助けて貰えました。参考になれば嬉しいです。

 

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この記事を書いた人

旦那、中学生の息子と小学生の娘、3人の発達障害をもつ40代の母です。旦那とは国際結婚で、結婚前には海外で生活していたこともあるので、日々の生活、主に発達障害について、国際結婚について、海外での生活について発信していきたいと思います。

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